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オラトリオ『ヤコブの梯子』( - はしご、Die Jakobsleiter)は、アルノルト・シェーンベルクが作曲した未完のオラトリオである。独唱、混声合唱、オーケストラのための作品として構想され、1914年から1915年にかけてシェーンベルク自身による台本の執筆を開始、1917年にまず全2部からなる台本が完成した。台本執筆中の1915年に作曲に着手したが、第一次世界大戦で徴兵されたため作曲を中断、終戦後の1926年に第1部の大半が完成したがそこで再び中断。その後、アメリカに亡命後の1944年に若干のオーケストレーションを手掛けたが、未完のままシェーンベルクは1951年に亡くなり、全11曲からなる第1部の計700小節のスケッチが残された〔Smither, Howard E. (2012). ''A History of the Oratorio: Vol. 4: The Oratorio in the Nineteenth and Twentieth Centuries'', p.678. ISBN 9780807837788.〕。 シェーンベルクの死後、ゲルトルード未亡人の要望により弟子のヴィンフリート・ツィリヒが第1部を補筆完成している。 冒頭180小節のみの初演が1958年1月10日にハンブルクで、ハンス・ロスバウト指揮、北ドイツ放送交響楽団および合唱団によって行われた。全曲初演は1961年6月16日にウィーンで、ラファエル・クーベリック指揮によって行われた。なお、1972年のオランダ・フェスティバルでの、オランダ放送交響楽団のブルーノ・マデルナ指揮による演奏は、わが国でもNHKのFM放送で放送されている。 自由な無調から十二音技法へ向かう過渡期の作品であり、の技法が用いられている。 ==編成== ===独唱者=== *ガブリエル(バリトン) *招集者 (テノール) *扇動者 (テノール、喋り役) *格闘家 (バリトン、喋り役) *傍観者 (バリトン) *修道士 (テノール、喋り役) *死人(高音ソプラノ、喋り役) *魂(高音ソプラノ) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤコブの梯子 (シェーンベルク)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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